交通事故

　現代社会においては、誰もが自動車や自転車の事故の当事者になる可能性を有しています。昨今の取締法規の強化にもかかわらず、交通事故は減少するどころか、かえって重大な被害が多数発生しており、近時は技術の進化により自動運転車両により事故が発生した場合の責任という新たな問題も議論されています。

　自動車事故においては、被害者の迅速な救済と損害賠償の公平という観点より、損害賠償額の定型化・定額化の要請がある一方で、医学的な立証の問題により必ずしも被害者が十分な救済を受けられないこともあります。

　当事務所では、交通事故損害賠償に必要とされる損害保険に関する知識と医学的知見から、損害保険会社との示談交渉にはじまり、自賠責保険（共済）の後遺障害等級認定に対する異議申立て、さらには裁判外紛争処理（ＡＤＲ）や訴訟など、事案に応じた適切な方法により紛争解決のサポートを行っています。